2020年度日本造園学会関西支部大会(大阪)

※本大会は造園CPD認定プログラムです


挨拶

~2020年度 日本造園学会関西支部大会の開催にあたって~

このたびは、2020年度日本造園学会関西支部大会にご参加いただき心より感謝申し上げます。

今年度の関西支部大会は、先の全国大会に続いてウェブ上での開催となりました。

4月初め、今年度のスタートはコロナウィルス緊急事態宣言から始まりました。学校は一斉休校となり、企業・商業活動や人々の移動には大きな制約が課せられました。

私たちはこれまでに経験したことない生活様式を体験し、造園分野に関してみれば自然地や都市空間において、子供たちや家族連れなど人々はどの様にストレスを緩和し、日々を過ごしているかが注目されました。

現在、感染防止対策は継続しつつも商業・観光といった経済活動は再開され、これから当面はコロナ対策と経済社会活動との両立を模索していく新しい生活様式の確立が求められるようになりました。

この「新しい生活様式」の確立に向けては、屋外環境のあり方やレクリエーション活動の工夫など、造園分野に求められる様々な研究テーマが存在しています。

日常の生活の中で如何に人との距離を保つか、また逆にどの様に人の心を結びつけていくか・・、これら相反する課題の解決に向けては様々な社会実験と、その検証を繰り返さなければなりません。

この時重要になるのは、トライアル&エラーを許容する社会全体の寛容さではないでしょうか。

これまで各種メディアが伝えたコロナ禍での人々の暮らしぶりには、感染への恐怖から他者を容認できない排他的な場面もしばしば見受けられました。寛容さの基本は相互理解と心のゆとりです。生き物の多様性を是とする造園分野には、今後のwithコロナそしてafterコロナ社会に向けた様々な知見の発信と共有が期待されます。

今回の関西支部大会では、この半年間余りの造園分野におけるコロナ対策についても報告されています。参加者の皆様には、今の時期だからこそ発揮できる私たちの社会的役割について話し合って頂きたいと思います。是非活発な議論を期待いたします。

最後に、例年とは異なった大会の準備に際し、リモートによる打ち合わせなど不自由な環境にも関わらず、開催に向けて献身的なご努力を頂きました大阪産業大学、大阪府立大学を中心とした実行委員会と、支部運営委員会をはじめとする多くの皆様に感謝申し上げます。

日本造園学会関西支部長  田中 康


大会スケジュール
◆10/24(土)第1日目
13:00 開会挨拶
13:00~15:00 オンライン公開フォーラム
13:00〜17:00 研究・事例発表(ポスター発表)
◆10/25(日)第2日目
10:00~10:05 開催宣言等
10:05~10:50 研究・事例発表セッション1(口頭発表)
11:00~11:45 研究・事例発表セッション2(口頭発表)
11:55~12:40 研究・事例発表セッション3(口頭発表)
12:40~14:00 昼食
14:00~14:45 研究・事例発表セッション4(口頭発表)
14:55~15:40 研究・事例発表セッション5(口頭発表)
15:50~16:35 研究・事例発表セッション6(口頭発表)
16:40~17:10 総会
17:10 閉会


研究・事例発表(口頭発表)プログラム
※画像をクリックすると、PDFでご確認いただけます。


研究・事例発表要旨集
要旨集は以下よりダウンロードしてください。
2020年度造園学会関西支部大会 要旨集(PDFデータ:15MB)


オンライン公開フォーラム会場
終了しました。
Zoom会場はこちらです。
※どなたでもご参加いただけます。


研究・事例発表(口頭発表)会場
終了しました。
Zoom会場はこちらです。
※申込者宛に事前にお知らせしておりますパスワードを入力し、入室してください。


研究・事例発表(ポスター発表)会場
終了しました。
ポスター発表は,以下から、随時閲覧いただけます。
ポスター発表のページはこちらです。