学生ワークショップ『震災スタジオ2011』神戸プログラム

戦後最大規模の災害となった東日本大震災。この腰災がもたらした地震、津波、そして原子力発電所事故と幾十にも重なる甚大な被害と向き合い、長期にわたる復興事業が進められようとしている。

関西に住まう私たちは、1995年に発生した阪神・淡路大震災という大災害とそこからの復興を知る経験者である。

阪神淡路大震災が起きてから16年を迎える今、当時の被災地はどのようになっているのか。当時の、個別建替えが進む中で行われたまちづくり、防災とコミュニティを意識した土地区画整理事業、早期復興を目指した災害復興住宅などの様々な復興への取り組みは、現在どのように活きているのか。

今回の震災スタジオ2011において、関西に住まうランドスケープに携る者の視線からもう一度、阪神・淡路大震災の様々な復興事業事例を見つめ直すことによって、東日本大震災の復興計画につながる手掛りがつかめることを期待し、本プログラムに取り組んだ。

 

「阪神・淡路大震災からの復興の取り組み 市民まちづくりとみどりのネットワークに関するヒアリング記録」